祖父の看病の為、母と共に富士にある、祖父のもとへと向かう。高齢になればなるほど、徐々に自分の事が自分で出来なくなり、それに伴って自由が利かない分、どんどんとわがままになっていく。
誰もが同じように歳をとり、老いていく。仏教ではこれを4苦の1つと数え、避けられないものとして、おしえてくれているが、やはり見ていて辛いものがある。
若くして惜しまれながら早く亡くなる人。病気になって、苦しみながら亡くなる人。90才を過ぎ、家族も心の準備が整っていて、自宅でぽっくり亡くなる人。
それぞれの人生を、避けられないその日まで、どれだけ一生懸命、人の為に、自分の為に生きていけるか。
98歳になる祖父が、孫の自分に、背中で力強く、そう語ってくれている気がした。
