妙泉寺トップページ
ホーム妙泉寺縁起ビハーラ活動について行事案内図リンク連絡先

いのちについて

年の花まつりに、奉納コンサートをしてくれた「海老原よしえ」さんのいのちについて考えるイベントに参加する。場所は秋葉原。土曜日ということもあってか、人でごった返している。一年前に連続通り魔事件があった現場では、もう事件の形跡は無い・・・。

4時半から始まるイベントに一時間遅れて到着。タシナ・ワンブリさんという、真言宗の外国人尼僧さんの「いのちについての法話」を聞く。最後の部分しか聞けなかったが、信仰体験にもとづく、彼女の持っているエネルギーに皆が引き寄せられる。

また、法話のあとの質問を真剣に一つ一つ受けこたえていたタシナさん。話の流れで自然と一年前の連続通り魔事件の話にもなる。その中で彼女は加藤容疑者のことを「かわいそうな子」と表現した。

誰にも相手にされず、誰からも必要とされず、誰からも愛されなかった。そんな社会が彼を作ったんだ。あの事件を起こさせてしまったんだよ。と。私もまったくの同感である。

どんなに軽薄な人間関係でも、人は生きていける。しかし、人と交わって、人と真剣に向き合って初めて人は自分に気づく。自分の力を知る。そうして、人間が少しづつできあがっていく。

交わらなくてもやっていけてしまう軽薄な社会に、将来性など無い。

続いて童話の朗読、そしてよしえさんの魂のこもったライブ。コンサートに来て、こんなにすがすがしい気分になったのは初めてだ。よしえさんともがっつりと握手をかわし、またの再開を約束した。

各地でこのようなイベントが開催されて、時代の流れに逆らい「これでいいのか?」と考える時間。議論する時間が、自分も含め、皆まだまだ足りないと思う。

IMG_1060.JPG

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: いのちについて

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://myosenji.org/kawate/mt-tb.cgi/28

このブログ記事について

このページは、川手正順が2009年6月28日 16:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「時代とこころ」です。

次のブログ記事は「お寺にできること」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ